SNSやLINEやアプリなどスマホで簡単に利用できるネット占い。聞いたことはあるけど実は詳しく知らない…そんな占い用語ついて詳しく解説します!自分の悩みにピッタリの占いを受けましょう♪
占星術
星の位置や動きをもとに運気や未来を占うものを占星術と呼び、星占いや星座占いという類の占いは全てこの占星術が基になっています。
占星術は天文学をもとに恒星・惑星・星座の位置や運行を観測し、それが地上の出来事や人間の運命との相関があるとして星の位置や動きをもとに吉凶を占ったり予言するものです。
古代メソポタミアの都市バビロンで天の事象を解き明かし、それが王や国家にどのような影響を与えるのかを神のお告げとして解釈する学問「占星学」として生まれ、一部の神官などにのみ許されていた神聖なものとされていました。
それが後にギリシャやエジプトに伝わりその地の星との関わりや思想と混ざる過程で、星を読み解くことで個人の人生・運勢を知るという解釈が始まり、世界中に広まりました。
西洋占星術
星占い(ホロスコープ) | タロット | カバラ数秘術 |
西洋占星術とは古代メソポタミアより西洋諸国に伝わり使われてきたオーソドックスな占星術で、東洋でのそれや他の占星術と区別するためにそう呼ばれることがあります。
西洋占星術で占うのは個人の持つ生まれ持った性格・運命と、運気・未来です。
現代では主にホロスコープという生まれた場所・日時の日・月・諸惑星の位置を標した天体配置図を用いて、個人の宿命・運勢・未来などを占います。そのためホロスコープ占星術とも呼ばれています。
よくある星座占い・誕生月・誕生日の占いなどは殆どがこの西洋占星術を基にしています。
東洋占星術
四柱推命 | 九星気学 | 十二宮占術 |
中国占星術(命理学) | チベット占星術 | インド占星術 |
宿曜占星術 | 紫微斗數 | 算命学 |
西洋に対して中国・インド・チベットなどアジアで各地の信仰や思想と混ざり独自の発展を遂げた占星術です。
西洋占星術が12星座の位置や動きで占うのに対して、東洋占星術は古代バビロニアの惑星の動きによって王や国家の運命や災害・流行病・作物の出来などを占っていたものを基としており、古代中国では皇帝や国家の運命や治世を占っていました。
またインドへ渡ったバビロニアの占星術はアジアの太陰暦と結びつき、元々密教の秘術とされていた古代インドの占星術とは異なり作物の出来を占うなどの民衆の暮らしの一部になっていきました。そしてそれが農事歴や「宿曜」の思想に繋がります。
その後、取引や契約・結婚や出産など大事な行事にどの日が良いのかを「本命星」「宿曜」から占うという、より一般の人々の生活に密接になっていった中国とインドの占星術は、代表的な東洋占星術である四柱推命などの占星術に「本命星」「宿曜」といった概念で影響を与え、更に発展していきます。
そして後に易学・気学・陰陽五行説などの思想や教えと混ざって〇月〇日は○○をしてはいけない・するべき、というような考えが生まれたのです。
細木数子で有名な六曜占術も易、算命術などと生年月日の組み合わせから占う占星術の一つです。
チベット占星術
中国とインドから伝わった西洋占星術に影響を受け、十二支、五行を基にしたチベット暦を基にして星の位置で占うチベットの占星術です。
重要な事柄を決める吉日や大きな出来事が起こる日、相性などを占います。
ダライラマに関することは全てこれに基づいて決められるなど、チベットの生活やチベット仏教と強い結びつきがあります。
インド占星術
ヴェーダ占星術 | ヒンドゥー占星術 | ジョーティシュ |
インドで生まれたとされる占星術で古来からのヴェーダの教えと密接に関わっており、未来の予測などを占います。
インド占星術はジョーティシャと呼ばれる学問の一つとされていて、中でもタントラ・サンヒター・ホーラーの三つの部門で分類され、そのうちタントラは数理天文学、サンヒターとホーラーが占星術とされています。
西洋占星術とは黄道の区分けや流派が細分化されているなどの違いがあるようです。
タロット占い
78枚からなるタロットカードを用いて占う占術です。
カードにはそれぞれに意味やストーリーがあり、一定数を選んで定位置に並べその向きや位置を含めてカードの意味を解釈していきます。
何枚をどう並べて占うかは様々な方法があり、また解釈者によって大きく意味や占い結果が変わる占いでもあります。
四柱推命
陰陽五行説を基にした占術で、干支と生年月日・時間から個人の運命や年ごとの運勢を占います。
古代中国で始まり宋代に大成したとされており、生まれた年・月・日・時間を四本の柱として十二支と併せ「命式」を作ってそこから個人の人生の吉凶・禍福・成敗・貴賤・貧富を読み解きます。
中国での四柱推命と日本の四柱推命では大きく違いがあり、別物とされています。
姓名判断
姓名の画数や発音から個人の運命・吉凶・運勢を占います。
中国漢時代に陰陽五行説を基にした相字法から生まれ自署の書体から判断していましたが、その後に陰陽五行の諸種の法則や易学の理論を取り入れた姓名字画法が出てきます。
日本では姓名判断は庶民が姓を名乗るようになってからのことなので比較的新しく、流派も沢山あるようで占い方や判断、解釈に違いがあるようです。
九星気学
生年月日の九星と干支・五行の組み合わせと相性で占います。
方位方角の吉凶を占ったり、方位によっての開運を示すことが多いようです。
古代中国の九星術と、それを基にして園田真次郎が気学としてまとめたものをあわせて九星気学と呼ばれています。
数秘術
ピタゴラス式 | カバラ数秘術 | モダンヌメロロジー |
数秘術は、数字には意味があり数字は宇宙の根源であり、その数字や法則の持つ意味やエネルギーを読み解いて物事や人の性格・運命・未来を解明し予見しようとする学問、数秘学から生まれました。
数秘学はバビロニア・エジプト・ローマ・ギリシャなど多くの古代文明より研究されており、紀元前には有名な数学者・哲学者であるピタゴラスによって数秘学を基にして生年月日や姓名を数字に当てはめ、個人の性格・特性・運命などを読み解く数秘術が生まれました。
それを基にして生年月日や姓名を数字に当てはめ個人の性格・特徴・運命などを解析しようと生まれたのが数秘術です。
それがユダヤのカバラという神秘思想と合わさって生まれたのが最もポピュラーな数秘術であるカバラ数秘術です。
1900年代にはピタゴラスの数秘術とカバラ数秘術を融合させて、現状を知って今後より良くポジティブな人生を生きようという哲学を持ったモダンヌメロロジーがアメリカで生まれました。
手相
手の平にある線(掌線)・肉付き・大きさ・指などの手の形状の特徴から個人の運命・才能資質・性格・健康状態・運勢・人との相性などを判断する占術です。
手相は変化しますが年単位でゆっくり変わるものなので、占えるのも自然と数年・数十年といった長期的なものになります。今日・今月・今年の運勢といったものでなく、性格や資質・結婚・仕事・健康や寿命など生まれ持った運命や人生を占います。
人相
本来は顔相・骨相・体相など人体の形状・特徴から性格や運勢を判断する学問や占いの一種でしたが、現代日本では基本的に顔相をさします。
西洋・東洋にそれぞれ伝統があり、西洋では古代ギリシャで既にヒポクラテス・プラトン・アリストテレスなどによって古代西洋人の人相学の基礎が築かれていました。
東洋では中国で古くから相人術として使われており、これが日本に輸入され元禄時代には浮世絵などで使われることにより民衆に広まっていました。
顔のパーツや作り・ほくろなどでその人の持つ性格や生涯の運勢など生まれ持ったものや長期的な運勢を占います。
風水
古代中国より陰陽五行や方位をベースに吉凶を判断し開運方法を示す占術で、主に街づくりや建築・間取り・内装などに使われます。
土地や方角には気の流れがあるとされ、良い運気を運んだり掴むために適した環境を作り、気をコントロールして開運に導きます。
人相や手相のように土地建物や家にも相があるとして、凶とされる場にはその気を打ち消すものを配置するなどしてバランスを整えていくというような使い方で、現代でも自宅の建築の際には風水の要素を取り入れるという人も多いようです。
オーラ占い・診断
オーラとは誰にでも動物でも生けるものなら全てにあるとされる、その生命や魂から発し全身を覆うように取り巻いている気や霊的なエネルギーのモヤようなものです。
オーラには色がありその組み合わせや輝きによって自身の状態や周囲へ与える影響を判断するのがオーラ占いです。主に個人の持つ性格や特性・精神状態などを判断します。
見る人によっても色や質感など表現は異なるのでこれといったセオリーや判断基準は無いのですが、健康で上手くいっている時は強く輝いており、弱っている時などは薄くぼやけた印象になるようです。
オーラ占い・診断と呼ばれるものも、生年月日から見る占星術を取り入れたものや姓名判断や数秘術を取り入れたもの、その人自身を見てオーラを感じ取る霊視的なものなど様々です。
霊視
占い師・鑑定士自身が持つ目には見えない能力や霊感など超常的な感覚を使って占う占術です。
生年月日や名前を使って姓名判断や占星術的な要素と組み合わせて視たり、タロットを使ったシンクロニシティ的な要素と組み合わせて視ることが多いですが、中には何も聞かずに本人と対面したり触ったり、写真を見るだけでも色々と読み取ってしまえる人も居るとか。
霊視の対象も対象者の人間関係や普段の行いや思念や深層心理などの今のその人自身の過去現在未来を視るものや、先祖や守護霊や生霊、前世や過去世など本人でも知らなかったり見えないものにコンタクトして悩みの本質を見抜いたり解決を促すもの、そういったものを自分に憑依させて会話する形など様々です。
原因不明の体調不良、事件や事故に遭いやすい、何をするにも邪魔が入るなど自分自身でも要因がわからない問題があって悩んでいて解決を望む人や、亡くなった人や先祖や守護霊など見えない存在とコンタクトを取ったり彼らからのメッセージを欲しいという人が霊視を受けるようです。
人気の占いジャンルについて解説させていただきました!
それぞれの特徴が分かればより自分の知りたい内容に向いた占いを受けられますね♪
全ての占いに共通するのは幸せに生きるために自分自身を知ろうという事です。
自分の性格や特性、今世での課題を知れば自ずとどう生きるべきかがわかります。
依存したり結果に一喜一憂するのではなく、楽しく充実した日々や人生を送るためのツールとして、アドバイスやカウンセリングのような気持ちで付き合いましょう!
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